コンテンツにスキップ

カスタムアクション

LoPiQ では、画像ファイルに対して任意のコマンドを実行できる「カスタムアクション」機能を提供しています。 不要な画像の削除から、外部エディタでの起動、別のフォルダへの移動まで、様々な処理をワンクリックで実行できるようになります。


⚡ アクションの概要

フルスクリーンで画像を開いたときの左上、または一覧表示時の各画像カードの下に、設定したアクションボタン(最大3つまで)が表示されます。

デフォルトでは「ごみ箱へ移動(または削除)」が設定されていますが、設定画面の 「⚡ アクション」 タブから自由に変更できます。


⚙️ アクションの設定方法

ヘッダーの ⚙️(ギアマーク) から設定画面を開き、「⚡ アクション」 タブを選択します。

設定項目

各アクションにつき、以下の項目を設定します。

  • アイコン (絵文字): ドロップダウンから選択できるボタンのアイコンです。(例: 🗑️🔄
  • 背景色: ボタンの背景色をカラーピッカーで設定できます。
  • ボタン名: ボタンに表示されるテキストです。(例: 削除編集
  • 実行コマンド: 実際にシステムで実行するコマンドラインです。
  • 確認: 実行前に確認ダイアログを表示するかどうか。
  • 再読込: このアクションを実行したあとに、ファイル一覧をリロードするかどうか(ファイルの削除や移動を行うアクションの場合はオンにすることをおすすめします)。
  • ショートカット: 全画面表示中に、このアクションを実行するためのキーボードショートカット(例: 123等)を割り当てることができます。

プレースホルダー(変数)

「実行コマンド」には、対象となる画像のパスを動的に埋め込むためのプレースホルダーを使用できます。

プレースホルダー 説明 展開例(/Users/tama/Photos/sample.jpg の場合)
{file} 画像の絶対フルパス /Users/tama/Photos/sample.jpg
{dir} 画像があるディレクトリの絶対パス /Users/tama/Photos
{name} ファイル名(拡張子含む) sample.jpg
{basename} ファイル名(拡張子なし) sample
{ext} 拡張子(ドット含む) .jpg

(※ パスにスペースが含まれる場合を考慮し、展開時に自動でダブルクォーテーションで囲まれる、またはエスケープされる仕組みになっています。)


🤖 AI に相談してコマンドを作成

「こんなコマンドを実行したいけれど、書き方がわからない」という場合は、AI機能を使うと便利です。

  1. 設定画面の「🤖 AIに相談してコマンドを作成」ボタンをクリックします。
  2. テキストボックスに「やりたいこと」を自然な日本語で入力します。(例: 「この画像を ~/Favorites フォルダにコピーしたい」)
  3. 「生成する」をクリックすると、AI(OpenAI)が現在お使いのOSに最適なコマンドを生成してくれます。 (※ 注意: 生成精度向上のため、この機能を使用する際は現在実行中のホストマシンのOS情報(macOS, Linux等)が自動的にAIへ送信されます。)

(※ AI機能を使用するには、「🤖 AI設定」タブで OpenAI の APIキーを設定しておく必要があります。)


💡 アクションの設定例

以下は、各OS環境で利用できるアクションの設定例です。

1. ゴミ箱へ移動 / 削除

  • macOS / Linux (ゴミ箱へ移動): trash {file} (※ trash-cli 等がインストールされている場合)
  • Linux (直接削除): rm {file}

2. 外部エディタで開く

  • macOS (Photoshopで開く): open -a "Adobe Photoshop" {file}
  • Linux (GIMPで開く): gimp {file}

3. お気に入りフォルダにコピーする

  • macOS / Linux: cp {file} ~/Pictures/Favorites/

📂 フォルダアクション

画像単位のカスタムアクションに加え、選択中のフォルダ(またはルートディレクトリ)全体に対してコマンドを実行できる「フォルダアクション」も利用できます。

フォルダアクションは、指定したフォルダをカレントディレクトリとしてコマンドを実行するため、フォルダ内のファイル一括処理(例: 一括削除、画像フォーマット一括変換)に便利です。

⚙️ フォルダアクションの設定

設定画面の 「📂 フォルダアクション」 タブから最大3つまで設定できます。

  • アイコン (絵文字): ボタンに表示するアイコン。
  • 背景色: ボタンの背景色。
  • ボタン名: ボタンに表示される表示名。
  • 実行コマンド: 実行するシェルコマンド。カレントディレクトリに対象フォルダが設定された状態で実行されます。
  • 確認: 実行前に確認ダイアログを表示するかどうか(安全のためデフォルトでオンになっています)。
  • 再読込: 実行完了後に画像一覧を自動リロードするかどうか。

プレースホルダー(変数)

フォルダアクションの「実行コマンド」でも、対象フォルダのパスやフォルダ名を動的に埋め込むプレースホルダーが利用できます。

プレースホルダー 説明 展開例(/Users/tama/Photos/trip2026 の場合)
{dir} / {folder} 対象フォルダの絶対パス /Users/tama/Photos/trip2026
{name} / {basename} 対象フォルダ名 trip2026
{parent} 親フォルダの絶対パス /Users/tama/Photos

※ パスにスペースが含まれる可能性があるため、"{dir}" のようにダブルクォートで囲むことを推奨します。

🤖 AI に相談してフォルダアクションコマンドを作成

通常のアクションと同様に、フォルダアクション設定画面でも「🤖 AIに相談してコマンドを作成」パネルを利用できます。 「フォルダ内のPNG画像をWebPに一括変換したい」などの目的を自然な日本語で入力すると、対象フォルダを作業ディレクトリとした最適な 1 行コマンドを AI が提案し、そのまま設定欄へコピーできます。

💡 フォルダアクションのコマンド例

  • PNG画像の全削除:
    rm -f *.png
    
  • 外部スクリプトに対象フォルダを渡して実行:
    /path/to/process_folder.sh "{dir}"
    
  • カレントディレクトリ直下のPNGをWebPに一括変換:
    for f in *.png; do [ -f "$f" ] && magick "$f" "${f%.png}.webp"; done
    

注意

フォルダアクションはフォルダ全体をカレントディレクトリとして実行されるため、画像以外のファイルやフォルダ内の他のデータにも影響を及ぼす可能性があります。コマンドの記述には十分ご注意ください。


アクションを自分好みにカスタマイズすることで、画像整理やワークフローの自動化が大幅に捗ります。ぜひご活用ください!